TOP 読者の声 加藤智大著『解』を読んで。

加藤智大著『解』を読んで。

「秋葉原無差別殺傷事件」から12年9ケ月。この本を読んで、犯人の考え方と論理的に一致している点が多くありました。犯人が無差別殺傷というツールで利用した「間接的心理攻撃」は、私も以前大きく利用しりょうとしていました。私は世間一般でいう「ブラック企業」に勤めています。以前、仕事のことで悩み自殺しようとした際に、大手掲示板とマスコミ各社に、会社名とパワハラをする先輩の実名を送りつけてデパートの屋上から飛び降り自殺しようと考えました。そうすることで私は「死」で救われると同時に私の会社と複数のパワハラ社員に「間接的心理攻撃」ができると考えたからです」。私は犯人と違い、母親からではなく会社から人間性を歪められたが故にそのような発想を思いつくようになりました。当然私は犯人がツールとして殺人を犯した事に賛同はできませんし死刑相応だと思いますが、歪められた性格というよりも腐れきった労働環境・社会環境が「間接的心理攻撃」をつくる原因ではないでしょうか。私は人を殺すどころか殴るほどの度胸もありませんが、このまま仕事していると何らかのカタチで「間接的心理攻撃」をしてしまいそうで、自分を怖く感じます。
(太野 匠(26才)様からのお便り)