TOP 読者の声 『狂歌絵師北斎とよむ古事記・万葉集』を読んで

『狂歌絵師北斎とよむ古事記・万葉集』を読んで

狂歌絵師北斎とよむ古事記・万葉集

力作であると思う。
それは北斎の27枚の絵を読み解くために、万葉の時代から北斎の生きた江戸時代まで、千年以上の時代を見比べたり、複数の絵を見たり、自然科学者の目で見ているからだ。
しかし、読みにくい。
まず、何について語っているのかわからなかった。北斎の『姥がゑとき』27枚の絵について語っている、ということがわかるまで時間がかかった。そしてインターネットで別の人の解説を見て、ああそうか、と思ってそれで満足してしまった。
著者は科学者で、さんざん科学論文を書いてきた人である。その人がこのような本を書くとは!!
編集者の方、これでいいのですか???
(東京都武蔵野市在住・戸塚明子様からのお便り)