TOP 読者の声 PP選書『市場・国家・資本主義?東京新聞「本音のコラム」から』を読む

PP選書『市場・国家・資本主義?東京新聞「本音のコラム」から』を読む

市場・国家・資本主義?東京新聞「本音のコラム」から

トリクルダウンを「おこぼれ」を訳したのはなるほどと思った。労働者・勤労者・市民の尊厳を辱める。原発事故に関する議論に同意する。たとえば、「この事故は推進派のあらゆる正当化を事実によって反駁した。原子力の時代は終わった(P.180)」「社会でも技術でも危機の際にシステムの本性が明らかになる(P.183)」など。さらに確率論的安全評価の問題点に対して「事故原因の予見不可能生。原因・結果の環は確率的に独立とは限らない(p.187)」「原発事故は確率論ではとらえられない。確率がたとえ極小でも「事故は起こり、機械は故障し、人は誤る」。「原発事故の特異性(p.192)」「どんなに起こりそうになくても、起きてしまったら取り返しがつかない事態に確率計算は無用だ(p.239)」など。実際、事故は無限大といえる規模の被害だ。これに対応する確率はゼロだ。
TPPなどアベの農政の行き着く先は、農業の荒廃、耕作放棄は獣たちの進出・天国になる。サル、イノシシ、シカ、狸、クマその他、外来生物の都市への昼夜の襲来につながる。ヤマヒルや感染症などの2次被害も生じるだろう。新自由主義に基づく農政の行き着く先の姿だ。
(神奈川県金沢区在住の高島武雄様からのお便り)