TOP 読者の声 『維新正観』を読んで......痛快な読後感。

『維新正観』を読んで......痛快な読後感。

維新正観

 八木晃介さんが自身で発行している「試行社通信」の「近況」で、「この1カ月の間に読んだ本のなかで特に面白かったのは、蜷川新著『維新正観』(翻刻版、注記・解説、礫川全次、批評社、二五〇〇円+税)と、橋本徹著『浄土真宗に還る』(東方出版、一八〇〇円+税)の二冊でした。
 前著では明治維新の醜悪な事実があますところなく暴露され、薩長公家倒幕勢力の奸策を法学的に徹底的に暴くことによって、明治維新というものの実体が薩長藩閥と一部公家との癒着による大義名分さえ存在しない反革命であったことを徹底的に実証しています。歴史家ではない私が何となく感じていたことを理路整然と論断していて胸がスッとし、司馬遼太郎などクソッ喰らえの快感を楽しめました。吉田松陰の暗愚な俗物性をも徹底的に批判していて痛快です。」
と紹介してくれました。