TOP 読者の声 「劇画 最後の弾左衛門」第1巻・第2巻

「劇画 最後の弾左衛門」第1巻・第2巻

『劇画 最後の弾左衛門』第1巻第2巻 ○史実に沿ってよく描かれている。 第1巻69頁にある「そやないで、その男こそ皮多もんのおかれとる立場そのものよ」という寺田利三郎の言葉は、下層に追いつめられた日本人の心をよく知った上での表現です。 ○なみちゃん、ほか、女性の絵がとても良い。 ○人間としての原罪、差別を生んだ原因について、武士社会の下克上のあたりから触れてるが、そのもとは平和に一万年近く暮らしてきた縄文時代の日本原住民を暴力と策謀によって侵略、追放した天皇一族に起因していることに少しでも触れられたらと思う(時代が離れすぎているから無理なことだとは思うが……)。 ○徳川幕府時代の「弾左衛門」の存在は、旧陸軍の憲兵(殆どが上等兵)と兵士、国家・地方公務員の体制側公務員と組合員の力関係ににている。 ○第1巻137頁「これぞ仏(ほとけ)ならぬ陰毛(ホトケ)か」とありますが、これはマンガ的な発想のなのでしょうか。 ■桶川市・辻本政晴様 ●編集部注:「ほと」というのは、窪んだところという意味があります。 従って女性の「陰部」をさす隠語でもあります。「ケ」は「毛」の意で、仏(ほとけ)と「陰(ほと)毛(け)」をかけた訳です。