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オルゴール

  • 西沢実甫子著
  • 価格 1470円
  • 判型:46判、176ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0589-5
  • 初版発行年月 2014年1月10日
  • 発売日 2014年1月12日

内容紹介文

たんぽぽの咲く土手は
千曲川の見える土手
桜が白くけむって
なの花が縞もようを作る
つけばの人が 3人 4人
山と空との
紫のベールを
ひばりがもちあげる


悪いヤツはみりょく的
弱いヤツもみりょく的
少しぬけてるのもみりょく的
人間っぽいのがみりょく的
ぬけめのないのは大きらい
自信ありげも大きらい
ブルブルブルのは大きらい
善良っぽいのが大きらい


1931年(昭和6)に東京・小石川で生まれたが、9歳の折、父親の他界により兵庫県西宮市へ。西宮高等女学校へ入学するが、戦争のため、勤労奉仕、学徒動員に明け暮れる生活を余儀なくされる。14歳のとき、終戦間近の8月5日、西宮の大空襲で家を失い、父親の故郷、長野県へ赴く。
飯田高等女学校を経て篠ノ井高等女学校に転入学するが、卒業後は絹織会社に就職し、思春期から詩と短歌に造詣を深め、はじめての恋ごころになれそめの人との思いを抱いきながら束の間の青春を謳歌する。
18歳のとき、長野県埴科地区の警察署に転職して21歳で結婚。22歳で再び小石川で三人の子どもたちの育児と家事と薬局の仕事に追われながら、ポスター描き、看板描き、本のイラストやカットを描く仕事に精を出し、何気ない日常の繰り返しのなかで日記をしたため、壮年になって、幼きときに遊んだ楽しい想いや若き日々の自分の姿を楽しかった想い出とともに絵に描き、晩年には仕事もやめて、懐かしくも愛しい青春の風景を夢見ながら編んだ珠玉のエッセイ集。

目次

オルゴール

作文
短歌

日記
手紙
絵本

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