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右傾化する民意と情報操作 PP選書(Problem&Polemic:課題と争点)

  • 八木晃介著
  • 価格 1890円
  • 判型:46判、214ページ、並製
  • ISBN 978-4-8265-0584-0
  • 初版発行年月 2013年9月25日
  • 発売日 2013年9月27日

内容紹介文

右傾化する民衆の意識と行動は、マス・メディアの情報操作と無関係ではない。

メディアに公表される世論調査のデータ・トリックと世論誘導は不可分であり、東日本大震災とフクシマの報道に見られた安全キャンペーンは、原子力ムラの温存以外のなにものでもなかった。憲法改定論議は、その後に想定される事態の本質部分は度外視され、国民の真実を知る権利は保証されているとは言い難い。マス・メディアの死と再生のドラマツルギーをとおしてメディア・リテラシー(主体的に読み解く)の可能性を追究した社会論的考察。

マス・メディアの情報操作を読み解く方法!

目次

PP選書[Problem & Polemic:課題と争点]
右傾化する民意と情報操作――マス・メディアのモラル・パニック*目次

まえがき

第一章
断絶と連続、生死流転のマス・メディア

第一節 戦争における「断絶」と「連続」
第二節 マス・メディアにおける「戦前」と「戦後」
第三節 〈生死流転〉のマス・メディア

第二章
外部的統制と内部的規制のダブル・バインド

第一節 権力の謀略と民衆同意の生産
第二節 権力を「見張る」番犬と、権力に「飼われる」番犬
第三節 ヘゲモニー概念が示す同意獲得過程

第三章
データのトリックと世論誘導

第一節 世論(輿論)を欺く世論調査
第二節 誘導と世論操作
第三節 出口調査も社会調査か

第四章
パック・リポーティングと“横並び”報道

第一節 記者クラブの病理性
第二節 オフレコと読者の「知る権利」
第三節 それでも「ぶら下がる」のか

第五章
憲法の“他殺”とマス・メディアの“自殺”

第一節 二〇一三年「憲法記念日」の新聞社説
第二節 元首天皇を担いで“戦争のできる国”ヘ
第三節 「人権より国権」はメディアの自殺行為

第六章
メディア・リテラシーの思想と方法

第一節 マス・メディアのイデオロギー作用
第二節 〈知る権利〉に奉仕しない原発報道と沖縄報道
第三節 劣情を喚起し劣情を組織するマス・メディア
第四節 メディア・リテラシーからエンパワーメントへ

あとがき

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