TOP 現代社会の深層を探る 心の闇─無差別殺傷事件はなぜ起きたのか─

心の闇─無差別殺傷事件はなぜ起きたのか─

  • 中西宣雄著
  • 価格 2100円
  • 判型:46判、272ページ、並製
  • ISBN 978-4-8265-0579-6
  • 初版発行年月 2013年5月10日
  • 発売日 2013年5月12日

内容紹介文

池袋通り魔事件の造田博(当時23歳)、下関通り魔事件の上部康明(35歳)、豊川主婦殺害事件の17歳の高校生、佐賀バスジャック事件の17歳の少年、大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件の宅間守(37歳)、奈良女児誘拐殺人事件の小林薫(23歳)、土浦連続殺傷事件金川真大(24歳)、秋葉原通り魔事件の加藤智大(25歳)、そして、神戸連続児童殺傷事件の少年A、幼女誘拐冊事件の宮崎勤(26歳)――これらの若者たちは、なぜ、不可解な衝動から犯行に及んだのか。

無差別殺傷事件の背後には、「わたし」の中の<私>と<他者>という相即不離な二つの心がバランスを失い、<私>が絶対的意思をもって過激に振舞う衝動を読み取ることができる。10事件の分析をとおして、愛と慈しみの共生感によって育まれる「わたし」の中の<他者>の不在は、誰もが犯罪者になり得る要因であり、危うく生き残ったに過ぎない私たちにその省察を迫る。


著者略歴
1943年 東京都大田区生まれ。
1962年3月 桐朋学園高等部を卒業。
1963年4月 一橋大学商学部に入学。
1991年 二級建築士の資格を取得。同年、1級建築士の資格を取得。NOW建築士事務所を設立。主として一般住宅の設計、施工管理に携わる。
1993年 千葉県四街道市に「赤彦窯陶芸クラブ」を再興し、現在に至る。
千葉県展に5回入選、全陶展に2回入選、彩陶展に入選、入賞、通算7回の作品発表展を開き、現在、第8回作陶展の準備中。
赤彦窯HP,http://www.catv296.ne.jp/~akahiko

目次

心の闇
無差別殺傷事件はなぜ起きたのか
*目次
はじめに
一.心の闇
二.アブラ蝉と神戸連続児童殺傷事件
三.「理由なき殺人」者たち
四.事件と犯罪の系譜
 四─1. 池袋通り魔事件
 四─2. 下関通り魔事件
 四─3. 豊川主婦殺害事件
 四─4. 佐賀バスジャック事件
 四─5. 大阪教育大附属池田小学校児童殺傷事件
 四─6. 奈良女児誘拐殺人事件
 四─7. 土浦連続殺傷事件
 四─8. 秋葉原通り魔事件
五.夏の夜空
六.神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗)
七.幼女誘拐殺人事件(宮崎勤)
八.私の守護霊について
あとがき

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