• 加藤智大著
  • 価格 1785円
  • 判型:46判、184ページ、並製
  • ISBN 978-4-8265-0578-9
  • 初版発行年月 2013年4月10日
  • 発売日 2013年4月12日

内容紹介文

前著『解』に続いて、著者の想いを綴った第2弾!

私は、事件は起こすべきではなかったと思っていますし、ご遺族や被害者の方のことを思えば心が痛みます。......しかし、反省文を書くつもりはありません。私はこんなに反省しています、......と書いたところで、それは次の事件を防ぐことにはつながらないからです。
私は、事件は防げるものだと思っています。ただし、「誰かが何とかしてくれる」ものではありません。「自分で何とかする」ものです。この本が、考えるきっかけになってくれれば、と思います。[本文より]

目次

1章
事件の説明を始める前に(1)
――はじめにお断りしておきたいこと

1-1  この本の読み方
1-2 反省文を書くつもりはない
1-3 説明責任を果たすということ
1-4 「犯人探し」をするべきではない
1-5 「犯人叩き」もするべきではない
1-6 事件は見せ物ではない

2章
事件の説明を始める前に(2)
――先入観を捨てること

2-1 捜査と取調べ
2-2 捜査機関の色眼鏡
2-3 捜査と事情聴取
2-4 捜査と事情聴取
2-5 捜査と事情聴取
2-6 印象は変えられる
2-7 捜査と精神鑑定
2-8 捜査と広報
2-9 専門家の話もほとんど嘘
2-10 取材と報道

3章
事件の説明を始める前に(3)
――事件の一般論のこと
3-1 行動には目的がある
3-2 目的がなければ行動にはならない
3-3 世の中は思い通りにならないことだらけ
3-4 自分勝手、という考え方が自分勝手
3-5 思い通りにならないことへの対応
3-6 思い通りにならないことへの対応
3-7 思い通りにならないことへの対応
3-8 思い通りにならないことへの対応
3-9 事件も手段のひとつでしかない
3-10 事件の目的
3-11 具体的な、手段としての事件
3-12 具体的な、手段としての事件
3-13 具体的な、手段としての事件
3-14 具体的な、手段としての事件
3-15 経緯と背景の違い
3-16 事件との向き合い方

4章
事件の説明を始める前に(4)
――「やる」と「やらない」の境界のこと
4-1 迷うこと
4-2 損得の計算
4-3 「普通は事件は起こさない」のではない
4-4 本人の損得だけで計算しなくてはいけない
4-5 「自暴自棄」は周囲からの評価でしかない
4-6 例えば、お金の使い方
4-7 「やる」に傾いていくこと

5章
事件の説明を始める前に(5)
――手段が事件に決まること
5-1 まず現実を見ること
5-2 事件も普通のことな人
5-3 感情的になる人
5-4 追いつめられた人
5-5 追いつめられた人
5-6 「もうそれしかない」のは本人だけ

6章
事件の説明を始める前に(6)
――私のものの考え方のこと
6-1 自分が死ぬことについて
6-2 他者が死ぬことについて
6-3 人の評価だけが私の存在
6-4 他人のことを考えられない
6-5 他人のことを考えられない
6-6 他の人のことは意外と考えている
6-7 昔は味方の迷惑すら考えていなかった
6-8 記憶の残り方
6-9 すぐ結論が出る
6-10 タテマエを使う
6-11 私の攻略法?

7章
事件の説明を始める前に(7)
――掲示板のこと
7-1 掲示板のしくみ
7-2 掲示板はバーチャルではない
7-3 掲示板は出会い系サイトではない
7-4 掲示板の雰囲気
7-5 掲示板への書込み
7-6 掲示板のメリット
7-7 掲示板のデメリット

8章
事件の説明を始める前に(8)
――動機を盛らないこと
8-1 私の事件に盛られた動機
8-2 親の「不適切な養育」への不満?
8-3 学歴に対するコンプレックスの悩み?
8-4 就労状況が不安定である悩み?
8-5 容姿に対するコンプレックスの悩み?
8-6 交際相手を見つけられないことへの不満?
8-7 自分の悩みや苦しみを無視する者らへの不満?
8-8 交換可能でまともに扱われないことへの不満?
8-9 職場の工場で作業着を隠されたことへの怒り?
8-10 掲示板で思いやりのある返事がないことへの不満?
8-11 成りすましや荒らしへの怒り?
8-12 何故動機を盛るのか

9章
事件の説明を始める前に(9)
――事件の背景で起きていたこと
9-1 掲示板で成りすましをされた
9-2 成りすましを私と勘違いされて荒らされた
9-3 成りすましを正当化された
9-4 「指導」の手段について
9-5 「指導」の手段について
9-6 「指導」の手段について
9-7 事件は一旦は思いとどまった
9-8 警告を始めた
9-9 生活が安定した
9-10 作業着がなくなった
9-11 やることがなくなった
9-12 やることを探した
9-13 「誰か」を求めた
9-14 事件の直前のこと
9-15 事件は思いとどまった

10章
私が起こした事件について
10-1 問題を抱えた
10-2 問題をどうにかすることを考えた
10-3 事件の目的
10-4 事件の形を明らかにする
10-5 事件の経緯とその背景を明らかにする
10-6 話が変わった?
10-7 正しい理解と正しい疑問

11章
事件が起こらなかった可能性を考える
11-1 「たられば」を語ること
11-2 死刑がなければ
11-3 「このままだと懲役」ではないことを知っていれば
11-4 余計なことを知らなければ
11-5 自分の状況が違っていれば
11-6 迷惑をかけるとわかっていれば
11-7 迷惑はかからないとわかっていれば
11-8 事件を起こさないことを望まれていれば
11-9 普通に育てられていれば
11-10 作業着がなくならなければ
11-11 作業着がなくなったことにキレなければ
11-12 作業着を見つけていれば
11-13 成りすましらが私を無視しなければ
11-14 成りすましをされなければ
11-15 掲示板をやっていなければ
11-16 対策をしていれば

12章
事件を未然に防ぐには
12-1 この本の意味
12-2 問題を抱えた人の思考と行動
12-3 問題を抱えた人の思考と行動
12-4 問題を抱えないようにする
12-5 こころを殺す
12-6 「どうにか」の方向を変える
12-7 考えないようにする
12-8 事件以外の選択肢を用意する
12-9 事件以外の選択肢を用意する
12-10 「やらない理由」を確保する
12-11 確認しておきたいこと
12-12 考え方を変えるべき
12-13 「やらない理由」があるなら
12-14 「やらない理由」があるなら
12-15 「やらない理由」になりそうなもの
12-16 「やらない理由」になりそうなもの
12-17 「誰か」の見つけ方
12-18 「誰か」の見つけ方
12-19 「誰か」の見つけ方
12-20 事件を未然に防ぐには

(周りからは自暴自棄に見られる私の過去)
(人の痛みがわからない?)
(「読める」のは私だけではなかった)
(「いい子」を使って嫌われる)
(掲示板にも色々ある)
(ハケン切りとサボリ)
(むしゃくしゃしていた → 誰でもよかった?)
(手段が殺傷系の事件でなければ?) 
(普通に育てられていれば?)
(安定した仕事に就いていれば?)
(私がやった成りすまし)
(対策とは言い訳のことではない)
(「お菓子を食べる」は失敗した)
(話を聞く、ということ)
(ゲーム好きが事件を起こす?)

関連書籍