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死の臨床 高齢精神障害者の生と死

  • 浅野弘毅+阿保順子編
  • 価格 1890円円
  • 判型:A5判、176ページ、並製
  • ISBN 978-4-8265-0549-9
  • 初版発行年月 2011年11月25日
  • 発売日 2011年11月27日

内容紹介文

死はいつの日か誰にでも訪れる生の終焉だが、高齢化が極端に進む社会のなかで、認知症や精神障害を抱えた高齢者の人たちへの対応は、「ガンの告知」にはじまり、胃瘻増設、延命治療の是非やリビング・ウイル(事前指示書)の意思決定について、本人の判断や意思確認はむずかしい。高度に発達し、分業化された医療現場で、本人の意思とは別に病院や施設の都合が優先されることも少なくない。安楽死・尊厳死、平穏死という言葉の背後に潜む死の欲動と、日々、生の終焉に立ち会う医療者の苦悩と逡巡を、人の生と死の諸相をとおして剔決(てっけつ)する。

目次

はしがき??精神科病院で迎える「老い」と「死」(松本雅彦)
どちらであっても??死の臨床から(徳永進)
精神科長期入院高齢患者の「死の臨床」を考える??よりよいつい(終)の援助のために(近藤通子)
精神科病院における身体合併症治療の現状(東修)
精神科病院における身体合併症治療の現状と課題??看護の視点から(齋二美子)
精神科病院における身体合併症治療・看護の現状と課題(田村智美)
自分の最期は自分で決める??飯田医師会が作った事前指示書(羽生郁久)
高齢精神障害者の終末期の医療とケア、特に延命治療と胃瘻造設の是非について(佐藤牧人)
自己決定について??精神障害と終末期医療(五十子敬子)
ターミナルケアにおける癒しのダンス・ムーブメントセラピー(大沼幸子)
90歳以上超高齢者の診断??認知症の医療を考える(浅野弘毅)
〈ゆらぎ〉の中の死(近田真美子)
あとがき(浅野弘毅)

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