TOP 歴史のなかの闇を探るサンカ学叢書 サンカ・廻游する職能民たち[実証編]

サンカ・廻游する職能民たち[実証編]

  • 飯尾 恭之
  • 価格 2100円
  • 判型:A5判、208ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0416-4
  • ISBN 4-8265-0416-0
  • 初版発行年月 2005年02月
  • 発売日 2005年03月01日
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内容紹介文

実証研究としてのサンカ学。
現存した廻游型セブリサンカ「オタカラシュウ」の老人からの豊富な聞き採り報告と、それを裏付ける考古学的調査を駆使した「セブリバ」検証により、未知なる「サンカ」像が鮮やかに浮かび上がる。 
「民俗考古学」なる手法を用い、日本に存在していた漂泊民「サンカ」の存在にリアルに迫る飯尾サンカ学の全貌!

目次

はじめに

プロローグ

第1章 翁との出会い――プロセス

第2章 翁の廻游したグラウンド――地理的景観

第3章 物質資料――紹介と検証
●1 ウメアイ
●2 写真
●3 原稿綴本

第4章 セブリバの調査――考古学的検証
●1 翁との会話断片章
●2 第1地点セブリバの調査
●3 第2地点セブリバの調査
●4 第3地点セブリバについて
●5 第4地点セブリバについて
●6 第5地点セブリバの調査
●7 その他の「類セブリバ」の調査
●8 セブリバの選定立地について
●9 セブリバの検出遺物について
●10 セブリバの考古学的調査における諸問題

第5章 サンカの生業調査――翁の聞き書き・その1
●1 前提
●2 「オタカラシュウ」と竹製品
●3 仕事の内容
●4 川魚捕りと補足

第6章 サンカの事件簿――翁の聞き書き・その1
●1 物々交換とトラブル
●2 警察とのトラブル
●3 サンカ(「山窩」)の犯罪資料

第7章 テリトリー・その他のこと――翁の聞き書き・その3
●1 前提
●2 行商した村々
●3 材料採りの山ないし、よく踏歩した山名
●4 歩いて遠くへ行った際の地名など
●5 仲間の名前など
●6 竹細工用の七ツ道具
●7 昔話
1 ヒロメ、アイツキ、メンナラベ
2 ホングウヤマウバ
3 ツブアゲ
4 ヘビとヤマドリのケンカ
5 タケシルベ
6 ダキシの話

第8章 総論――1・サンカに会った人々の記録とセブリバの施設構造
●1 本論でのキーワード
●2 いわゆる「サンカ」と接触した人々の記録
●3 セブリバおよびセブリ施設の諸類型
1 立地・周辺環境
2 セブリ
3 半固定式セブリ
4 ヤキユバ
5 ヒバチ(炉)

第9章 総論――2・サンカの道具とウメアイ
●4 セブリバにおける物質文化の諸類型
1 物質文化の選択プロセス
2 ナベ
3 生産工具
4 ウメアイ


第10章 総論――3・サンカの移動生活と伝承文化
●5 口承事例の諸類型
1 口承事例の選択プロセス
2 廻游移動の諸形態
3 非容器料理法の諸類型
4 「ツブアゲ」の類例検討
5 その他の類型検討
(1)仲間の呼名
(2)タケシルベ
(3)ダキシ
(4)ホングウヤマウバ
(5)ササヤウチ

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