• 三上 治
  • 価格 1890円
  • 判型:四六判、224ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0389-1
  • ISBN 4-8265-0389-X
  • 初版発行年月 2004年02月
  • 発売日 2004年02月25日
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内容紹介文

 1969年に始まった赤軍派の結成に至るブント(共産主義者同盟)内部の党派闘争を、独立左翼の思想と運動の系譜を通して徹底批判し、自己総括する貴重な時代の証言集。全共闘運動の崩壊に象徴される運動の後退局面を吉本隆明の思想に依拠しつつ、叛旗派の指導者として度重なる獄中生活にも耐え抜いた三上治の思想としての新左翼運動史。理想を失った反権力思想には何の意味もない!

目次

序 飛翔だったのか遅滞だったのか
  わが1960年代

1 国分寺駅で逮捕された?東京拘置所の中で
????1 国分寺駅で逮捕されて
????2 数知れぬ学生たちと出会った東京拘置所
????3 母親からの手紙は切なかった
????4 希望という名の希望
????5 高度成長と反抗思想
????6 心身の健康(?)を回復させた拘留生活
????7 長引いた三角関係
  8 新左翼運動は複雑な局面にあった


2 後退戦と赤軍派の登場?独立左翼とは別系譜の運動の登場
????1 全国全共闘連合と赤軍派の登場
????2 試されていた暴力という思想
????3 枯渇していた権力と革命のイメージ


3 後ろ向きに前進する道?革命と権力についての考察
????1 黒く塗りつぶされた新聞と「よど号」事件
????2 過渡期世界のイメージをめぐって
????3 揺れ動いていた東大裁判
????4 慌ただしくなされた叛旗派の結成


4 飲み屋のテレビで見た三島由紀夫事件?究極の自由は死の選択の中にあるか?
????1 飲み屋のテレビで見た三島由紀夫事件
????2 時間によって変わる印象と深まる謎
????3 三島由紀夫と全共闘との思想的差異
????4 究極の自由は死の選択の中にあるか?


5 「差別論」から沖縄闘争へ?南島論の中にあった豊かな可能性
????1 「寅さん」は文句なく楽しかった
????2 「差別論」が思想的な流行りだった
????3  最後の闘争の場としての三里塚
????4  南島論とその豊かな可能性


6 衝撃の連合赤軍事件?死の恐怖と戒律 共産主義化という幻想
????1 突然たずねてきた古い友達に驚いて
????2 赤軍派から連合赤軍への必然的な道程
????3 内部粛清事件の発覚のその衝撃
????4 田中角栄の登場と一九七二年


後書き

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