TOP 歴史のなかの闇を探る 大津事件と明治天皇

大津事件と明治天皇

  • 礫川 全次
  • 価格 2625円
  • 判型:四六判、272ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0257-3
  • ISBN 4-8265-0257-5
  • 初版発行年月 1998年08月
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内容紹介文

明治24年、ロシア皇太子ニコライが来遊中、巡査・津田三蔵がテロルに及んだ大津事件には、多くの<謎>が秘められている。明治天皇はじめ政府中枢の「極刑」の意思は、本当に司法官・児島惟謙の「護法」によって覆されたのか?

目次

本書の内容/主な登場人物/十七日間の日表/序章・ニコライの遭難/皇太子ニコライへの兇行/大津事件の歴史的位置/本書のねらい/第一章・津田三蔵の殺意/大津事件の史蹟をたずねる/移された西南戦争記念碑/記念碑前における警備/犯行の動機/「動機」に関する若干の疑問/二人の外国人の正体は?/なぜ殺意を捨てなかったのか/事件の本質は何か/第二章・伊藤博文の動顛/松方内閣の成立/当時の伊藤博文/伊藤博文の活躍/松方首相からの急電/五月十二日における伊藤の動向/京都における伊藤の動向/五月十六日の「問合せ」事件/伊藤博文の「限界」/第三章・パテルノストロの答議/木野氏の好論文/五月十一日の答議/答議の影響力/国民の危機意識/答議「第六」について/勅語から削られた字句/第四章・伊東巳代治の献策/黒幕伊東巳代治/才人伊東巳代治/事件当日の伊東/五月十一日の勅語と伊東/五月十五日の勅書案と伊東/詔勅案の法的性質/伊東はどう反論したのか/御前会議の結論/伊東巳代治の困惑/犯人処罰をめぐるカケヒキ/第五章・三好退蔵の抵抗/石渡敏一の証言/石渡証言への疑問/三好総長の抵抗/三好総長の変節/三好総長の帰京/松方・児島会談の内容/児島院長事件

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