TOP 戦後教育の検証教育・心理 教科書論争を超えて

教科書論争を超えて

  • 柿沼 昌芳, 永野 恒雄
  • 価格 2625円
  • 判型:A5判、256ページ、並製
  • ISBN 978-4-8265-0251-1
  • ISBN 4-8265-0251-6
  • 初版発行年月 1998年03月
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内容紹介文

教科書幻想を解体する。教科書が変われば、子どもは変わるのか? 教科書検定が問われる一方、教育現場ではいまだに教科書信仰が蔓延している。「新しい歴史教科書をつくる会」の「自虐史観」教科書攻撃はそうした教科書信仰の一表現にほかならない。教科書幻想と教科書論争の不毛性を超えて、教育に、そして教科書に、いま何が問われているかを明らかにする――。

目次

はじめに/序章 教科書をどう使うか/第一部 教科書とは何か/第1章 教科書から欠落した社会性/一 小倉金之助の提起/二 算術書にみる一九二〇年代の日本社会/三 新制高校発足時の教科書には/四 記載内容だけではなく/第2章 教科書を強制する学校風土/一 教科書が使えない/二 統一テストの威力/三 教科書がわりの「わかる算数」は/四 出された「通達」/五「事件」への反応/六 教材受理取消等請求事件/第3章 教科書の特権◇出版物としての性格◇/一 一億冊以上発行される教科書という書物/二 教科書観の変遷/三 特定少数になった教科書のマーケット/四 教科書発行者の資格/五 教科書の特権/六 御用商人的体質の教科書業界/七 教科書市場の縮小と教科書業界からの撤退/第二部 教科書と国家/第4章 教育とイデオロギー◇伝習館訴訟、家永訴訟の争点◇/一 一九七二年ごろの教育界/二 脱イデオロギーの時代/三 伝習館教師とイデオロギー/四 伝習館闘争の性格/五 伝習館教師の教育実践/六 懲戒免職処分をめぐって/七「偏向教育」の是非/八 教育からイデオロギーを排除できるのか/九 公認された教育イデオロギーとは/一〇 戦後民主主義とい

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