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鉄路のデザイン

  • 升田 嘉夫
  • 価格 2625円
  • 判型:四六判、304ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0241-2
  • ISBN 4-8265-0241-9
  • 初版発行年月 1997年06月
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内容紹介文

整備新幹線のルーツをさぐる。明治5年10月、日本で最初の鉄道が新橋?横浜間に開通した。以来、ゲージをめぐる暗闘は、日本の近代政治に多大な影響を与えた。整備新幹線のルーツをさぐるゲージの中の鉄道史。

目次

第1章 ゲージの選択/1 日本の鉄道ゲージ/鉄道の開業/三種類のゲージ/狭軌の採用/2 世界の鉄道ゲージ/スティーヴンソンの機関車/イギリスのゲージ戦争/鉄道の世紀/オリエント急行/広軌を採用した国ぐに/アフリカ各国のゲージ/アジア・オセアニア/中南米/3 広軌鉄道への衝動/大隈侯の〓証言〓/決定的な理由は不明/ゲージのジレンマ/広軌鉄道の実現/狭軌鉄道の先進国/第2章 戦争とゲージ/1 日清戦争前後/陸軍の広軌改築論/井上長官の拒否回答/軌制取調委員会/軍部の方向転換/2 日露戦争と満鉄/鉄道利用作戦/東清鉄道のゲージ改築/ポーツマス条約と鉄道の割譲/満鉄と後藤新平/再びゲージ改築/満鉄と関東軍/3 鉄道の国有化/鉄道国有への動き/鉄道国有化問題の再燃/国有鉄道の成立/第3章 ゲージの暗闘/1 建設か改良か/原敬と後藤新平/後藤の鉄道政策/ゲージ改築案の策定/政友会の広軌反対/桂園時代/地方鉄道の建設促進策/大逆事件と南北朝問題/舞台裏の暗闘/2 ゲージ改築の新計画/大隈内閣で調査再開/後藤、再度のチャレンジ/三線軌条方式の実験/予算編成直前の断念/政党勢力の伸長/3  我田引鉄/「広軌改築せず」/原内閣の鉄道政退けられた特別会計構想/八方塞がりの財源問題/中曽根行革/整備計画の「凍結」/第7章 整備新幹線の復活/1 着工凍結の解除/二つのドラマ/「公共事業方式」の構想/再建監理委員会の最終意見/復活劇に暗黙のサイン/「希望の火は消さない」/重大な方針転換/2 基本スキーム/まだら新幹線/JRが半額負担/鉄道整備基金の設立/三区間の着工/アートとしての政治/状況と条件の産物/3 ハイブリッド鉄道/ミニ新幹線の登場/スペインと日本/在来線の高速化対策/事業方式と財源対策/秋田新幹線/第8章 ゲージの岐路/1 未着工区間をめぐる攻防/連立政権の時代/見直しの先送り/自民党の「お家芸」/ブレーキをかけたさきがけ/財源案にJR三社反発/二転三転の財源案/自民党最終案/着工順位は先送り/2 プロジェクトの混迷/四半世紀前の計画/計画のコンセプト/交通体系の変化/並行在来線の廃止問題/沿線地域のさまざまな対応/プロジェクトの変容/貨物輸送の死活問題/非採算路線の建設財源/旧国鉄債務の処理問題/鉄路のリアリズム

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