TOP 古代史の謎に迫る菊池山哉著作集覆刻 蝦夷(えみし)とアイヌ

蝦夷(えみし)とアイヌ

  • 菊池 山哉
  • 価格 5607円
  • 判型:A5判、320ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0192-7
  • ISBN 4-8265-0192-7
  • 初版発行年月 1995年06月
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内容紹介文

日本の原住民の起源を辿ろうとすると、単一民族幻想というある種のイデオロギーを前提にしてしまうのはどうしてだろうか。山哉もその例にもれず人種的先入観が先行しているが、エミシ論・アイヌ論・日本人論の困難さを射程に入れつつ、山哉は、「蝦夷はアイヌではない」、現在、北海道のアイヌ民族は日本の先住民族ではなく、東北人はアイヌの後裔ではない、東北人は確かに蝦夷(エミシ)の後裔ではあるが、蝦夷はアイヌと異なる、と主張する。蝦夷=アイヌ説に抗して蝦夷=非アイヌ説を生涯主張した山哉の、独自な、そして危険な史観を新たな視点で解読する。*解説=礫川全次

目次

第一章 序論/第一節 江戸時代の蝦夷/第二節 室町時代の蝦夷/第三節 エゾに就いて/第四節 体質学上の日本石器時代人種/第五節 毛人と毛人国/第六節 雄略帝の上表文 一、毛人とアイヌ説 二、宋書記するところの毛人 /第七説 毛人の意味 一、アイヌ人との接触 二、国史に現われる毛と土毛 三、毛の意味/第八節 毛人と蝦夷 一、唐書の毛人 二、国史上の毛人 三、大毛人也の研究 四、弘法大師の毛人羽人 五、平安初期の毛狄/第九節 令集解の毛人雑類 一、夷人雑類 二、毛人と夷人 三、作毛と立毛第二章 渡島の蝦夷とアイヌ編年史第三章 渡島の狄/第一節 民俗学上のアイヌ族/第二節 アイヌ人種の先祖/第三節 粛慎とアイヌ人/ 第四節 縄文土器と古墳/第五節 原住民族の行商 一、緒言 二、奈良時代 三、平安初期 四、歌詠から観たエゾ 五、エゾ退転の時期 六、北海道の土城と角逐 七、諏訪絵詞から観た渡島の狄 八、江戸時代のクルミセ族 九、明治時代の北千島土人 一〇、行衛を突き止めて/第六節 松前とアイヌ/第七節 コロボックルの口碑第四章 内地の蝦夷編年史序論/第一節 編年史論の基準 一、蝦夷とアイヌ/第二節 天ノ朝時代陸奥の経営、蝦夷非アイヌの論拠/三、蝦夷非アイヌの結果

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