TOP 史疑 幻の家康論

史疑 幻の家康論

  • 礫川 全次
  • 価格 3313円
  • 判型:A5判、400ページ、並製
  • ISBN 978-4-8265-0171-2
  • ISBN 4-8265-0171-4
  • 初版発行年月 1994年06月
書籍の購入
セブン&アイ ビーケーワン 紀伊国屋BookWeb

内容紹介文

明治35年、村岡素一郎の『史疑徳川家康事蹟』は民友社から出版されたが、忽ちの内に絶版となった。南條範夫・隆慶一郎の小説の原本『史疑』はなぜ葬られたか。正史に記された幻想の近代国家・日本の暗部を解読する。

目次

疑』はなぜ葬られたか/徳川家妨害説/歴史は繰り返す/危険な「史論」/隠された時局批判 /過激な言説/明治三十年代の政局/薩長藩閥への不快感/二人の要人/第3章 伊藤博文と山県有朋/伊藤と山県について/「中間」とは何か/長州藩の卒席班/伊藤博文の生い立ち/少年時代の博文/出世のいとぐち/山県有朋の生い立ち/屈辱的な体験/人生の転機来る/松下村塾と維新回天/伊藤と「華族令」/爵位制度の由来/伊藤の執念/伊藤公爵家系譜/山県と明治天皇/不遜なり山県/宮中某重大事件/最後の革命家/第4章 村岡素一郎と貴賤交替論/若き日の素一郎/立身出世の道/突然職を辞す/『日本神学新説』/家康研究の時代/『史疑』と時局論/内村鑑三の政府批判/内村の維新観/『血史』に於ける維新観/『痩我慢の説』/貴賤交替の着想/「抹殺博士」重野安繹/「変節漢」徳富蘇峰/第5章 「下級武士」論/伊藤博文の「旧宅」/「下級武士」という言葉/軽輩とは/士分への昇格/軽輩から卒へ /卒から士族へ/「新士族」と「下級士族」/歴史学の怠慢/「真相」への遠慮/三浦梧楼の回想/下級武士研究の課題/第6章 『史疑徳川家康事蹟』を読む/『史疑』読解のために/桑田氏の要約

関連書籍