• 平岡 正明
  • 価格 3675円
  • 判型:A5判、304ページ、上製
  • ISBN 978-4-8265-0122-4
  • ISBN 4-8265-0122-6
  • 初版発行年月 1990年06月
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内容紹介文

江戸芸術の“粋”をすぐれて継承しながらも、淪落のはかない境涯に捨ておかれた。「明烏」「蘭蝶」などの古曲、頽廃の底をくぐって新内の再生をなしとげた革命児岡本文弥の創作の数々、――忘れ去られた芸術・新内へ、時の流れに悠然と背を向け想いの丈を傾ける。ハードハップ・ジャズに紐育インディ派シネマもちょいと覗きつつ、題して「新内的」。

目次

【序のつもり】二上りエヴァンス My Foolish Heart 【第1章】神話装置 オイルダンプ・アーム【第2章】曲亭馬琴『三七全伝南柯夢』への新内的アプローチ【第3章】「次郎吉ざんげ」を聞く【第4章】「次郎吉ざんげ」異唱論【第5章】上野本牧亭下足札 いの一番【第6章】岡本文弥「ふるあめりか」を聞く【第7章】新内「今戸心中」論【第8章】文弥節で「明烏」の謎を聞く【第9章】蘭蝶マドネス【第10章】門前仲町へジャズを聞きに行く【第11章】都々逸と二上り新内【第12章】新内による怪談のあつかいかた【第13章】都々逸の新内的処理【第14章】Kappaの道行きと鶴女房【第15章】「婦系図」を新内で聞く【第16章】度胸千両 富島松五郎伝【第17章】横浜新内事情 港のマリー考【第18章】おでん覚え書【第19章】「唐人お吉」を聞く【第20章】「行倒れ淀君」を論ず【第21章】「酔月情話」異聞【第22章】野毛町新内流し【第23章】二上がりジャームッシュ【終章】三下りナーメントロジー 宮古路ぶんど/あとがき

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